スペースマスクは、従来のマスクと同様に扱えて保管スペースを最小限に節約できる省スペース型マスクです。 導入に多額な費用が必要なく管理が楽で、脱着時にマスクの破損及び、ケガの心配がありません。又、コンビネーション構造は印刷後も保持できる為、再使用時に前回と同様のコンビネーション条件が再現できます。 枠サイズもMサイズとLサイズを準備しており、M→L、L→Mの変更が張り替え無で対応出来ます。
スペースマスクの採用傾向を見ますと小ロット多品種から量産品までと幅広いユーザーの方に採用して頂いております。 中でも自動車関係や医療機器の電装品など長期(約10年以上)に渡りメタルマスクの保管が必要とされる要求にもお応えしております。
現在最も多く使用される1005チップを始めQFP0.5ピッチ及び0.5ピッチコネクターやブリッジを懸念される0.5ピッチネットワーク抵抗、BGA及びCSPなど主流部品にて実績が有ります。
他社から販売している脱着機使用のマスクは脱着機無しでは使用出来ない為、長期に渡る機械のメンテナンスリスクと外注展開による問題、機械の設置スペース問題などメタルマスク以外の管理面で大きなマイナスが発生すると考えられます。
作業テーブル上にベースフレームのタップ穴を上にして平に置きます。
ベースフレームは従来のアルミ材を使用している為、軽量で作業性が良好です。
ベースフレームのタップ面にスペースマスクの基板面を上にして穴位置を合わせます。
メタル部分は既に保護されているので破損及び、ケガの心配がありません。
ベースフレームとスペースマスクのねじ穴が合っている事を確認して、4ヶ所のねじを確実に締めます。
セットに熟練は必要なく脱着に専用装置を使用しません。
確実に固定した事を確認して印刷機へセットしてください。
セット後の形状は従来通りで作業上違和感がありません。
※スペースマスクの構造形態は特許です。